「交渉」のために「気遣い」を武器にする

こんにちは!Mog!真紀子です!

 

 

3日にわたって、先週末機内で読んだFaceboookのCOOシェリル・サンドバーグの「LEAN IN」から、
女性がうまく交渉するためにはどうしたらよいか、についてお伝えしています。

 

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<前回までの記事>
「女性は、献身的であるべき、忠誠心を持つべき、周囲に気遣いをするべき」
というステレオタイプは、男性が女性を見るとき、そして女性の中にも存在する。
「私には能力があります」なんて強気な主張をしたら、傷つくことが目に見えているから、自分の能力を過小評価してしまう

「自分に能力があったから」なんて言えない

 

 

女性自身が正当な評価や報酬を得たり、影響力のある存在になるためには、主張をしていかなければならない。
では、どうしたら私たちの言動を縛り付けるステレオタイプの中で、うまく立ち回っていけるのだろうか。
打開策の1つ目は、、、

好意的に受け入れてもらいやすくするには

 

 

 

本日は、「打開策」の続きです。

 

それは、「女性らしい気遣い」で好印象を与えること。

 
以下、本文P67より引用。
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交渉の究極の目的は、双方の目標を達成すると同時に、お互いが交換を抱きつづけ、かつ周囲からも悪く思われないことである。ハーバード大学ケネディ公共政策学院でジェンダーと交渉の問題を研究しているハナ・ライリー・ボウルズ教授によれば、女性は二つのことを上手に組み合わせれば、望みの結果を得る可能性が高められるという。一つ目は、相手に好印象を与えること、他人に気遣いを示すこと、「世間の期待にふさわしく」女性らしくふるまうことだ。ビジネスライクな物言い(たとえば「わたしはこれこれの条件を求めます、自分がそれに値すると確信しています」など)には拒絶反応を示される可能性がある。
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周囲や交渉相手に対して、細やかな気遣いを示しておいてからの、主張が成功のカギだという。

 
男性は、気遣いがあると評価され、なくてもそれほどマイナスにはならないが、「女性は尽くしたい生き物」というステレオタイプがあるため、気遣いがあって当然、なければマイナスになる。

 
そのステレオタイプを利用して、交渉をうまく持っていくためにあらかじめ気遣いを示しておくことが肝要、ということですね。

 
これについては、すぐに私の行動と意識が変わりました。
たとえば、オフィスの清掃や整理整頓という仕事。

 

「なんでなんとなく女性の私がすることになってるの!?」

 

と思って以前は手を付けないで放置していたこともありましたが、今では「ラッキー!気遣いポイント稼げる!」という感じで、率先してできるようになりました。

 

ただ、そこが目的にならないように注意が必要ですね。
あくまで、「交渉のため」です^^

 

掃除

 
そして、引用文の冒頭にもある「双方の目標を達成する」も大事だと感じました。

 
自分の目標を達成したいから、許可をください」

よりも、

あなたの目標達成に貢献したいから、許可をください」

 
のほうが、好感が持てますよね。

 

 

最後に、シェリルの言葉を紹介します。

以下、本文P69より引用
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女性は社会の期待に応えるほかないのだろうか。好感をもたれるように努め、しかしあまり気遣いばかりしないようにし、しかるべき忠誠心を示し、「私たち」を連発しながら交渉をまとめる道を探るほかないのだろうか。おそらく答えはイエスだ―いまのところは。偏見に満ちたルールや社会的期待に従いつつ世界を変えようというのは、たしかにひどく矛盾しているし、それは私も十分承知している。だからこれが完璧な答えでないこともわかっている。でも経験から言うと、このやり方は望ましい結果につながりやすい。
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FacebookのCOOなんて雲の上の存在だし、国も違うからどこまで共感できるかという懸念はありましたが、そんな気持ちは読み始めてすぐになくなりました。
人間味あふれる彼女の記述は、「こんなすごい人でも、同じ悩みをもっていたんだー」と勇気と安心感を与えてくれます。
まだご覧になっていない方は、ぜひ、読んでみてください^^

 

 

 

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