男女平等社会スウェーデンの事例からヒントを得よう(後編)

こんにちは!Mog!真紀子です!

 

 

昨日に引き続き、男女共同参画センター主催のワーク&ライフ座談会のレポートです。

 
前回はコチラ↓↓

男女平等社会スウェーデンの事例からヒントを得よう(前編)

 

 
今日はスウェーデンの男女平等社会がどのようにして作られたのか、について。

 

 

これはシンプル。

 

 

「女性たちが自分たちで権利を勝ち取ってきた」から

 

 

だそうです。

 

 

スウェーデンも最初から男女平等の価値観だったわけではないのです。
女性は社会の中でも家庭の中でも常に弱い立場で、自分の考えを持つこと、それを発言することができなかった時代があったのです。

 

 

スピーカーの遠藤さんが、座談会のあと、イベントページでシェアしてくださった記事がありました。

 

 

北海道出身、ストックホルム在住のアーティストのHIROKO TSUCHIMOTOさんがスウェーデンの女性のことを綴った記事です。

この記事、とてもわかりやすいですので、ぜひ、2つとも読んでみてほしいです。

 

 
1つ目は
彼女自身がスウェーデンの女性のどんな生き方に魅力を感じているのかを綴っています。

私がスウェーデンに住む「ほっこり」じゃない理由

 

 

2つ目は彼女が出会った、70年代にフェミニズムの活動をし、現在は平和活動家として世界中で活躍しているアグネータさんのお話。

スウェーデンの女性たち〜アグネータさんのお話

 

 
一部引用させていただきますね。

———————-
女たちは、強いけれど優しくて、自立しているけれど可愛くて、物腰は柔らかいけれど決して「ほっこり」はしていません。
仕事もプライベートも充実している彼女たちは、私に生きる活力を与えてくれます。

 
そのスウェーデンの女性たちが「ステキ」な理由は、自分磨きの習い事やお肌の手入れに力を注いでいるからではないのです。
彼女たちが自発的に努力をして、社会に自分の声を届けようとしているからなのです。
自分の頭で考えて、自分の言葉で表現しようと勤しんでいるからなのです。

 

男女平等の先進国であるスウェーデンでも、残念ながら完璧な男女平等は実現されていません。それでも、女性の社会進出や政治参加の度合いは、日本のそれよりはるかに高いのです。
具体的には、
女性が子育てをしながら仕事でキャリアを積める。
企業に女性の幹部がいる。
女性議員の割合が半分以上。
「女だから」と言って見下されたり、「女だから」こうしなきゃいけないと言われることもありません。
女性だからといって我慢しなくちゃいけないこともありません。

 
(略)

 

ただこの女性としての「カッコイイ」生き方は、スウェーデンの女性が自動的に手に入れたものではありません。それは神から授けられたものでも、経済成長によって得られたものでもありません。それは紛れもなく、「フェミニスト」たちが自ら進んで声を上げて勝ち得たものなのです。

 

 

———————-

 
1968年に首都のストックホルムで発足されたフェミニスト集団「Group 8」は、70年代初頭には全国各地に拡大し、アグネータさんはスウェーデン北部での活動に関わっていたのだそう。
「Group 8」がまず重きをおいたのは、女性が口頭で説明するトレーニングをすることだったそうだ。

 
「自分の頭で考え、自分の言葉で表現すること」

 
確かにスウェーデンの女性でこれができる人が非常に多い。
決して身を乗り出して「私」を主張しなくても、適切に自分の考えを伝えられる人がほとんどだ。ここで大事なのは、「慎ましくいること」と「何も考えない」ということは同義ではないということ。

 
自分の意志をもってコミュニケーションができるようになった女性たちは、主に女性の労働環境の改善、家事の分担、保育園の増設、中絶と無痛分娩の合法化を社会に訴えかけました。
———————-

 

 

女性が活躍できる社会は、待っていたら自動的に手に入る、というものではないのです。
誰かがそうしてくれるものでもなく、女性自身が行動しなければ、手に入らないものです。

 

 

これっておかしいな、きゅくつだな、と感じている女性たちが、できることから変えていくことで、大きなエネルギーになっていくのではないかと感じました。

 

 

今日、あなたは、何をしますか?

 

 
この記事や紹介したHIROKO TSUCHIMOTOさんの記事を友人にシェアするとことろからはじめてみませんか?

 

 
今日も素敵な一日をお過ごしください♪

 

 

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