こんにちは!仕事と育児の両立とキャリアの充実を目指す札幌の働くママMog!真紀子です!
「ママそら奥田絵美さんご講演
~私らしい働き方のヒントをみつけよう~」
のイベントレポートです。
結婚、出産、子育て、転勤、介護、、、
女性はライフイベントによって働き方が変わり、継続的なキャリア形成が難しくなる。
その都度、今はこれが優先だから、と自分に言い聞かせて選択してきたけれど、どうも心はスッキリしない。
このモヤモヤはどうしたらスッキリするのだろう。
自分が腹から納得して選択する人生って、どういう人生なんだろう。
そんな「モヤモヤ」を抱えたママたちを対象に、株式会社ママそらの代表、奥田絵美さんにお越しいただき、ご講演とランチ交流会を開催いたしました。
告知・概要ページは⇒こちら
なんとなく、漠然と、モヤモヤしていませんか?
書き出す、わける、考える、このプロセスをすっ飛ばしてモヤモヤしていませんか?
まずなぜモヤモヤしているのかを書き出してみる。
そして「自分次第でどうにかできること」と「他人や環境が変わらないと変えられないこと」に分ける。
他人や環境が変わらないと変えられないことを変えようとすると激しくストレスになるので、諦めるのも一つの選択。
自分次第でどうにかできることにエネルギーを注ごう。
自分の中に解決策がなかったら、人に聞いてみよう。
ママはついつい自分を後回しにしてしまいがちですが、自分のグラスが満たされているからこそ、家族や周囲の方を満たすことができる(シャンパンタワーの法則)。
誰よりも自分自身が自分を大切にできていますか?
できていない自分ばかりを責めていませんか?
自分が満たされていないと感じたら、自分の好きなところをたくさん見つけて書き出してみよう。(パパに「私のどこが好き?」ときいてみるのもよい)
10年後、30年後にどうなっていたいのか?を具体的に描いてみよう。
家族の年齢、その時どんな仕事をしていたいか、プライベートはどう過ごしていたいか、どんな価値観を持っているか、を書き出すワークを実施しました。
それらを実現させるために、今、どのような働き方(生き方)をしていくか、を考えてみよう。
これからは自助努力の時代。
これからどれくらいのお金が必要なのかを計算したことがありますか?
理想の生き方をするために、今、お金を貯める・増やすための知恵を持っておく必要がある。(年金をもらう頃にFPに相談しても手遅れです)
能力がある、体力がある、健康で働けるうちに働かないのはもったいない。
世帯収入を上げたい、貯金を増やしたい、ならば、パパをもっと働かせるよりもパパのおこづかいを減らすよりも、ママが働くという方法が確実。
子育ての時期は長い人生の中でほんの数年なので、稼げる能力と体力があるならば、今ふんばって3万でも5万でも多く稼いだ方がその後の長い人生のためにプラスになる。
女性活躍促進法や大介護時代の到来により、企業も社会も多様な働き方を受容できるよう変わらざるをえない状況になっている。
私たちが今必死に取り組んでいる時間制約の中で最大の生産性を追求する働き方は、次の世代のママたち、そして介護をする男性社員のロールモデルになる。
今はマイノリティでしんどいけれど、一生懸命働くママの姿、いきいきと働くママの姿を、子どもにしっかり見せよう。
子どもはママの姿を見て、働くことの意味や仕事への向き合い方を学ぶ。
罪悪感など感じなくてよい。
今日が人生で1番若い時!しっかり考えて、動いて解決しよう!
最後に、一人一人が自分らしい生き方をするために、今日から始めることを自分の言葉で宣言しました。
ランチ交流会での質問コーナーで絵美さんにご質問した内容と、参加者さまからの感想をシェアします。
※一部抜粋
Q.起業して一番良かったと思うことはなんですか?
A.こうやってみなさんとお会いできること。過去、自分が経験したことを活かして仕事ができていること。息子が起業家の考え方になってきていること。色々な価値観の方と接する機会が多くなるし、お金は価値の対価だということもわかっているようで、そういう生き方のお手本を見せることができているのは、よかったと思います。
Q.起業して事業を軌道に乗せるまでに一番苦労されたことは何ですか?
A.お金がないこと。事業はようやく軌道に乗ってきたが、シェアオフィスを利用して固定費をできるだけかけないようにしたり、スタッフへの報酬をフルコミッション制にして人件費を払うリスクを減らしたりして工夫しています。
Q.ママの転職は条件が厳しくなりそうです。そのような状況でも、自分の中で妥協しながらも満たされる決断はできるものでしょうか。
A.自分が満たされるかどうかは、自分次第。まず「どう働きたいか」ではなく「どういう生き方をしたいか」を軸にして自分の大切にしたいことを満たすことを考えてみてください。
Q.今持っている資格を生かすか、違う分野にチャレンジするか迷っています。仕事選びに大切なポイントが知りたいです。
A.できればスキル・経験を活かして仕事をしたい、と思う気持ちもあると思いますが、そのスキルやキャリアの方向性は、20代の何もわからない頃に決めたことで、現在は結婚も出産もして価値観が変わっていることもある。
80年という長い人生のほんの10年くらいで身に付けたもの、と思えば、今からだっていくらでも軌道修正して新しい分野にチャレンジできます。
※一部抜粋
Q.ご主人との家事・育児の分担割合は?男性をうまく使うコツがあれば教えてください。
A.夫はすごく忙しく期待していないところからのスタートだったので、初めてゴミを捨ててくれた時は子供のように褒めました。「やってやったぞ」という態度がにじみ出ることもありますが、ゴミ捨てくらいで…と思わずに、次もやってもらいたい、という気持ちでとにかく褒める。これを続けることで少しずつ協力的なパパに。「他のパパは…」などと他人との比較は×。
Q.簡単な時短料理はありますか?
A.…外食する(笑)。外食でも味の濃さが気になるときはソースやドレッシングを別に持ってきてもらうなどしています。
ラップに顔の絵を描いておにぎりを握るだけでキャラ弁風になります^^
Q.子育てとの両立、意識して大切にしていることはありますか?
A.一緒にいられる時間の濃さを大切にします。バスタイムはじっくりたっぷり1時間かけてスキンシップをします。
Q.資産運用ですぐにできることがあれば教えてください。
A.見えるお金を少なくする。余ったお金を貯金に、という考えでは絶対にたまらないので先に貯金分は引いて、余ったお金でやりくりをする。100万円たまったら別の口座にたまった分を移してまた0円から貯め始めるのがコツ。口座に100万とか200万とかまとまったお金があるのが見えてしまうと、うっかり車を買ってしまったりする。(円安を見込んで)外貨を持つこと。
※一部抜粋
・「どう働きたいか」ではなく、「どのような人生を歩みたいか」を考えて行動するというお話が印象的でした!10年後、30年後の理想の姿を、帰ったら早速夫とシェアしてみます!
・将来についての意識を変えられた。やりたいこと、やるべきことをまずは書き出そうと思います
・今子育てをしている中で働けているだけで幸せ。そう思いました。また、後輩がママになって復帰する際に背中を少しでも押したいを改めて思いました
・自分は恵まれた環境で働いていて、家族にも協力してもらえていることを改めて幸せだなと思いました。私が今できることを精一杯やりたいと背中を押してもらいました!
・モヤモヤが解消されました。そして、今後モヤモヤした時も解消していけそうです!
幸せな老後のために笑顔で頑張ろうと思えました
・働き方について目的意識や多様な考えを持つことが大切ということがわかりました。人生のためにどう働くかという意識を持っていけるようにしていきたいです!
大阪からお越しいただきました奥田絵美さん、
ご参加のみなさま、
実行委員のみなさま、
本当にありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください♪