自分らしいキャリアとは?好きならやめなくてよかった「芸術家」今からでも??

こんにちは!仕事と育児の両立とキャリアの充実を目指す札幌の働くママMog!真紀子です!

 

前回の記事、ワーキングマザー自分塾の参加レポート番外編として、自分を再発見したことについて書きます。

 

「芸術家」は気質だったとわかったことで過去と未来がシャッフルされる

 

アセスメントの結果、「芸術家」気質だとわかった瞬間から、自分の頭の中で過去と未来と妄想が行ったり来たりして少々混乱しました。

自分自身も気づいていなかったのであまり人に言うこともありませんでしたが、私は「芸術的な表現活動をしたい」という強い願望があります。

コンサートや演劇を観に行くと、客席ではなく舞台にいたい、と思うし、朝ドラを見ると脚本や演出が気になります。

娘に「ぬりえしよう」と誘われると、何十本もの色鉛筆で陰影や光沢も意識して塗ってしまい気づいたら娘は別の遊びをしていたりします。

 

 

 

自分を表現でき、人から認めてもらえる唯一の活動だった

 

私は、幼い頃から人付き合いが苦手で、一人で遊ぶことが好きでした。

小学校では習字とそろばんとミニバスとエレクトーンと英会話を習いましたが、1人で集中して打ち込める習字が一番好きでした。エレクトーンは弾くことも歌うことも好きでしたがグループレッスンの進度についていけずやめてしまいました。絵を描くことが好きで、教科書にもノートにも落書きだらけでした。

中学校ではじめて自己表現の活動として演技と小説とマンガに出会い、演劇部と文芸部に所属、高校では演劇部と放送部に所属しアナウンスや朗読、ラジオドラマ制作に没頭し、全国大会に行きました。
授業では国語と美術が好きで、美術の課題はこだわりすぎて時間が足りず放課後に残って描いていました。イラストやマンガを描くのも好きで、同人誌を作ってコミケにも行きました。

 

いじめられたりけなされたりすることのほうが多かった私は、「自分が人から認めてもらえる道は表現活動しかない」、そう思って進学せずに就職しながらナレーターの養成所に通う道を選びました。

ナレーションや演技、殺陣、洋画やアニメの吹き替え、歌などを学び、スキルを上げて行きました。脚本にも興味があり講座に通い、取材のために秋田まで行ったりしました。

 

 

しかしあるとき、表現活動をしていなくても、周囲から受け入れられて、「普通の人」として接してもらえている自分に気付き、選択肢が1つではないことに気づきました。

また、芸能界で働く厳しさや、仕事をとるために意に沿わないことを許容しなければならない現実を知り、表現を仕事にしたいという気持ちが一気にしぼんでいきました。

 

 

表現活動に没頭したことは自分にとって恥ずかしい過去になった

 

それから私は会社員としての道を選び、人にものを教える仕事をするようになったことで、一緒に働く同僚や上司に比べ、自分がとても劣っていると感じるようになりました。

学歴コンプレックスを感じ、周囲が受験勉強をしている時期に脚本を書いていた事、学生生活を送っている時に表現活動にに没頭していたことで、教える仕事をする上での土台の部分を作る時間や機会を損失したと思うようになったのです。

そんな自分の過去を恥じ、様々なシーンで自己紹介をするときにはいつも居心地の悪さを感じていました。

その一方で、本当は表現活動が大好きで、やりたくてしょうがない自分もいたのです。そう思うたびに、表現活動をしたいのは、幼少期からの価値観の中で生まれた(後天的な)ものだから、それはもう解決している、表現活動しなくても人から認めてもらえているのだから、いい加減忘れよう、変わらなきゃ、やめなきゃ、と思ってきました。

 

 

自分の過去も未来も変えることができた

 

今回、アセスメントの結果から、私は「芸術家」の先天的な気質があり、やめるとかやめないとかではなく、そうなんだ、と知り、色々なことが府に落ちたのです。

表現活動に没頭したのは、惨めな自分を変えるためではなく、ただただ好きだったからでした。表現活動をしていた過去は恥じることではないし、やめる必要もないとわかりました。

そうするしかなかった、その選択肢しか自分にはなかった、と思っていた中学生、高校生の自分には、「それが好きだったから選んだ、でいいんだよ」と言えるようになりました。

学校を卒業して、その道を選び活動に没頭していた自分には、「好きなことに没頭できる時間を持ててよかったね」と言えるようになりました。

次の道に進み、過去を恥じていた自分には、「好きでい続けるためにやめたと、堂々と言っていいんだよ」と言えるようになりました。

そして今もやりたいしこれからも続けたい自分には、「好きなら続けよう、新たなチャレンジもしよう」と言えるようになりました。

好きなことにおもいっきりブレーキをかけていて、もったいないことをしていました。でも、今、気づけて良かったです。
役者も脚本家も作家も絵描きも、年齢制限ありませんから、これから自分らしいキャリアをどう広げていくかを考えながらワクワクしています(笑)

 

また、子供の「気質」を知ることは子供の「やりたい」を伸ばしていくヒントになるとも思いました。

私は音楽が好きでしたが「音楽教室をやめたい」と言いました。理由は集団行動が苦手で「みんなについていけないのがいや」「できないことをからかわれるのがいや」だったので、音楽をやめたい、ではなかったことを自分で伝えることもできませんでしたし、親がそれに気づくこともありませんでした。もし伝えることができていたら、親が気づけたら、今の私は楽器も得意だったかもしれません。

 

「いつでもどこでも、人に反対されても、やらずにはいられないことはなんですか?」

 

今日も素敵な一日をお過ごし下さい♪

 

 

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