こんにちは!Mog!真紀子です。
息子のインフルエンザAをいただいてしまいました。
復職早々とほほ、、な展開です。
今日は「信頼残高」の話。
私がこの言葉を知ったのは、スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」を読んだとき。
「…口座にお金を預け入れることで貯えができ、必要に応じてそこから引き出すことができる。それと同じように、信頼口座つまり信頼残高とは、ある関係いおいて築かれた信頼のレベルを表す比喩表現であり、言い換えれば、その人に接する安心感ともいえるだろう。」
「礼儀正しい行動、親切、正直、約束を守るなどの行動を通して信頼残高をつくっていけば、そこに貯えができる。残高を高めることによって、必要とあらば、その信頼を何度でも頼りにすることができる。些細な間違いを犯しても、信頼のレベルや精神的な貯えがそれを補ってくれる。こちらのコミュニケーションが多少不明瞭でも、こちらの言いたいことをくみ取ってくれるだろうし、言葉ひとつで気を悪くするようなこともないだろう。信頼残高が高ければ、コミュニケーションは簡単で、効果的で、即時にできるものである。」
7つの習慣 P270 より引用
新人研修を担当していたとき、私は必ず新人たちにこの話をしていました。
新人たちは、期待に胸を躍らせ、研修を終えて現場へ向かっていきます。
現場に出ると、新人たちは少なからず理想と現実のギャップに直面し、
「こんなはずじゃなかった」「自分がやりたいことをやらせてもらえない」
という気持ちを抱くようです。
新人にできることは、体調を整えて毎日きっちり出勤し、目の前にあることをきっちりこなし、マナーある行動を心がけ、信頼残高を増やすこと。
それができて初めて一目置かれるようになって「きちっとしているから、次の仕事は○○に任せよう」とチャレンジングな仕事を任せてもらえたり、「なになに?やってみたい仕事がある?その話を聞こうじゃないか」と、自分の意見を聞いてもらえるチャンスに恵まれます。
今回自分が復職早々にインフルエンザで休むことになって、改めて、「働くママは、どうやったら信頼残高を増やせるんだろうか」と考えました。
私は今の会社に入って今年で10年目。うち7年間は本社勤務だったので、本社で仕事をしていた頃はそれなりの信頼残高を増やせていたように思います。
しかし夫の転勤に伴って札幌へきて、育児休業明けで復職したとき、同じ会社ながら一緒に働いたことがある人はいませんでした。
つまり信頼残高は0に近かったのです。
それなのに、子供の体調不良で早退や欠勤をしなくてはならなかったり、第二子の妊娠で自分も体調を崩し、自分が持っている力の60%程度しか発揮できない状況になりました。
信頼残高は増やすどころかマイナスになっていくのを感じて、当時はとても居たたまれなかったのです。
悪阻が落ち着いてきてから、マイナスを取り戻すために、多少お腹が張っていても無理して仕事をしていましたので、産休に入って正直ほっとしたのを覚えています。
今回二回目の復職で、また今までとは違う部署に異動になり、人間関係は1から構築することになりました。
ただ、前回のように、休むたびに焦り、落ち込んでいてはだめだな、と感じています。
・子供が小さいうちは、60%程度の力しか発揮できないのだということ、
・このマイナスを、1年やそこらでプラスにしようと思わないこと
・いまは、短時間でいかに生産性を上げるかを追求する時期だと割り切ること
・自分の強みを活かせることを率先してやること
私が周囲の方や会社に貢献できるときは、もっと先にあるのだと思うことで、今やるべきことが見えてきてように思います。
前回復職した際は、途中から上記に気づき、仕事への意識を変えました。
また、自分の強みを発揮できることを率先して行いました。
結果、今回担当する仕事にすごく活きています。
4月から復職したママ、焦らず、落ち込まず、前を向いて頑張りましょうね。
そして「ありがとうございます」「おかげさまで」を忘れずに!
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