女子学生のためのロールモデル・カフェにゲストスピーカーとして参加します

こんにちは!Mog!真紀子です!

 

しばらくブログが滞りご心配をおかけしました。
私は元気です^^昨日札幌に戻りました。
息子が喘息になってしまって、小児喘息に関してはまた別の機会に書きますが、朝活時間が発作が起こりやすいので今後も滞ってしまったらすみません。

 

本日はFacebookではシェアしましたが12月にキャリアコンサルタントの秋庭利理さんが主催される
「女子学生のためのロールモデル・カフェ」

 

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でお話をさせていただくことになったのでそのお知らせと、私の型どおりではないキャリアについて書きました。

 
 

「型どおり」ではないキャリア

 

私みたいないわゆる「型どおり」ではないキャリアも、学生さんがキャリアを考える際にお役に立てたら嬉しく思ってます。
ちなみに、私の思う「型どおり」とは、高校生活を楽しみつつ受験勉強をして、大学なり専門学校なりに行って、就職活動をして、内定もらって、新卒で入社、3年目くらいに転職したくなって、、、というパターンのことです。
私のキャリアといえば、高校は「放送部」だけをしに行きました。授業中もノートの下にドラマのシナリオを隠して書いていましたし、休日もバイトか部活。ナレーターを目指していたので一応進学校でしたが受験勉強など自分には関係のないことだと思っていました。
母からは「短大に行くならお金を出すが、アナウンスの専門学校なら出さない」と言われて非常に腹立たしく思ったのと、年の離れた弟妹たちはきっと進学したいと言うだろう、という思いもありましたし、目的のわからない短大進学に時間とお金を投資する意味が分からず、進学はしませんでした。

 

でも、この経験が、この後の私の「コンプレックス」となり、そして「強み」になっていくのです。

 
 

目的・目標・行動が見えていて納得できることが仕事を続ける条件だった

 

ナレーターを目指し土日に養成所に通い、平日は私はアルバイトでいいと思っていたのですが、母と担任の先生がどうしてもというので、地元の農協で正職員として働きました。
でも1年3か月で辞めてしまいました。
養成所の費用を稼ぐためだけに就職したので、仕事に興味を持てなかったという事、女性がお茶くみをしたり、トイレ掃除をする文化も大嫌いでしたし、養成所に行かなければならない土日にもイベントがあったり、オーディションの話をいただいた時にすぐに「はい」と返事ができない、という状況が耐えられなかったのです。
母は何度も引き止めてくれましたが、その度に私は母が自分の夢を心から応援してくれていないことを思い知って悲しくなり、反対を押し切って辞めてしまったのです。

 

そこからは、複数のバイトを掛け持ちしながら養成所に通う生活が続きました。
ナレーターを目指していましたが、新人はそれだけにこだわっていては仕事はいただけませんので、周辺の舞台俳優、ドラマ・映画俳優、洋画の吹き替え、アニメ・ゲーム、歌手、など幅広く学びました。
ライスワークも、役作りのために「やったことがない仕事にどんどんチャレンジする」「アルバイトでも一人前になるまでやめない」という目標を立てました。
農協にいたときには意欲的に働けませんでしたが、複数バイトの掛け持ちは、どの職場でも「社員にならないか?」と言っていただけるほどに意欲的に働くことができました。

 

20代前半の甘々な自分にツッコミどころは満載ですが、当時の私にとっては、「なんのために働くのか」がはっきりしていて、「そのために何をどこまでやるのか?」が見えていること、そして自分自身が納得できることが、仕事を続ける条件だったのでしょう。
ただお金を稼ぐために働くということは、できなかったようです。
それは、今もそうですね。

 
 

「この道じゃない」という確信的な感情に乗っかってしまう

 

ナレーターを含む表現者を目指す中で、大きな転機が訪れます。
1つは減量。私は小さいころから太っていました。
ドラマ等の顔出しの仕事をいただくために減量したら、周囲の方が私を普通の人と同じように接してくれるようになったので、表現の世界でしか生きていけないということに固執する必要がなくなったのです。

 

もう1つは、仕事としてできない、と感じた瞬間。
あるとき、ドラマのお話をいただきました。
端役ですが肌の露出があると言われて、即「できない」と思ってしまいました。
「表現者になること」は、ずっとこだわり続けたことだったけれど、「この道じゃない」という確信的な感情が大波となって押し寄せてきてどんなに「でも」と自分に反論しようとしても理性は追いつかず、それならもういいや!とそこからはすっぱりと「表現は特技・趣味」と割り切りました。
当時コールセンターに勤めながら教育の仕事が楽しくなってきていましたから、その仕事をもっと追求したいと思って没頭しました。

 

 

道が見えない時に「自分の人生を拓く力」が養われる

 

「自分の人生を拓く力」というのが、自分の強みの一つなのかな、と、30代後半にきてようやく思えるようになりました。
自分の可能性を信じられずに「まだ足りない、まだ足りない」とマイナスをゼロにしようとばかりしていた20代を思えば、まさに「拓きまくった30代」だったように思います(まだ30代終わってませんけど)
さて、 企業で社員教育の仕事を追求するだなんて思っていませんでしたから、20代前半でそういう準備は全くしてこなかったわけです。
できるのは、大きな研修会場でも通る声でしゃべることだけでした。
そこからは、ひたすら後回しにしてきた勉強を「やっておけばよかったー」と言いながらしています。
やるべき時にやらずに来たことで、進むべき道が見えなくて焦ったり悩んだりしましたけど、だからこそ自分で道を切り拓くということを経験できたように思います。

 

最近は、道なき道を拓くことに慣れてきている自分がいることに気づきます。
「また原野キタ。そしてきっとまた私はここに道を作れるに違いない」
自分が通ってきた道を振り返って、それが自信につながっていると感じられるのは幸せなことだと思っています。
今では母にも心から感謝しています。五体満足に産んでくれてありがとう。口下手でありがとう。反発する私を突き放してくれてありがとう。

 
 

「女子学生のためのロールモデル・カフェ」では、女子学生さんたちのことを知り、彼女たちを会社にお迎えする立場として、どのような職場環境の整備が必要なのかを考えさせていただきたいと思っています。
今からとても楽しみです^^

 
 

今日も素敵な一日をお過ごし下さい♪

 

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