こんにちは!Mog!真紀子です。
4月からの復職にあたり、昨日から「断乳」しています。
断乳、卒乳、正しい言葉の定義はわからないのですが、11ヶ月の息子は、今のところ自分からおっぱいから離れていく様子もなく、それどころかおっぱいを求めて追いかけてきてくれるくらいおっぱいに執着があるので、「卒乳」ではなく「断乳」なのかな、と。
執着があるならやめなくても、、、夜間だけでも、、、
という声も周囲からはあります。
話はそれますが、おっぱいメンテナンスの話を少ししますね。
私はおっぱいがつまりやすく、つまると吸ってもらうだけでは改善せず、乳腺炎になりやすいです。
そのため、つまらせないよう桶谷式母乳管理法で定期的にメンテナンスをしながら母乳育児をしています。
桶谷といえば「食事指導がきつい」とか「夜間でも3時間おきに授乳がきつい」とか、何か厳しいというイメージがあるようですね。
昔はどうだったのか知りませんが、今は誰にでも細かい食事指導をするとか授乳時間を守らせるというスタンスではないのかな、と思います。
と言うのも、私は長女の時から桶谷に通っていまして、色々な事情があり南足柄、横浜、旭川、札幌で計6名の桶谷の先生に診てもらっていますが、どの先生もみなさん今の時代に即した無理のない指導をしてくださったからです。
その方の悩みに合わせて、食事や授乳方法、授乳間隔の指導をしてくださいます。
私は上の子の時は、子供のほうが「舌癒着症」でうまく吸いつけなかったので吸い方に偏りが出て乳腺がつまりやすくなってしまったので食事の制限も必要でしたし、授乳時間を空けてしまうとトラブルがおきやすいので、3時間おきの授乳も必要でした。
二人目ではそれほどつまらなくなったので食事制限はなくなりました。チーズを食べるとすぐつまりましたが(笑)。
ただ、やはり二人目も授乳時間を空けてしまうとトラブルがおきやすいので、3時間おきの授乳は続けていました。
職場に搾乳ができる場所がありませんでしたので、復帰したら絞ることもできずトラブルが起きると思われることや、フルタイムで復職するのでできるだけ生活をシンプルに少ないタスクで回さないと長くは続かないだろうと思われることもあり、「断乳」することにしました。
もう母乳には栄養はほとんどなく、今のおっぱいの役割は「精神安定剤」。
だったら、精神を安定させてあげる別の方法を考えよう、と気持ちを切り替えたのです。
昨夜は断乳前夜。
「おっぱいがなくなっても、お母さんはそばにいるよ。大丈夫だから明日がんばってバイバイしようね」
と何度も語りかけました。
しかしいつもどおり夜中もおっぱいを求めて起きて泣くのです。
いつもなら「またかー!一日でいいから朝まで寝て欲しい」
と思うところですが、昨夜は違います。最後の夜間授乳です。
朝になったら、本当に、最後の授乳をしなくてはならない。
息子から、精神安定剤を取り上げなくてはならないのです。
いつまでも、この時間が続けばいいのに、と思いました。
夜中に、授乳をしながら息子との母乳育児を振り返りました。
私は、この子との授乳の時間を大切にしてきただろうか。
息子の呼吸や表情やぬくもりや重さを、改めてじっくりと感じてみて、そういう事を感じる時間を、大切にしてきたか?と自分に問うてみたら、ものすごい後悔と寂しさが押し寄せてきました。
やりたいことが盛りだくさん、時間がない、上の子の甘えたい気持ちにも応えたい、授乳中に次のおシゴトの段取りを考えたり、スマホで検索したり、上の子に絵本を読んだり、連続テレビ小説を見たり、
「ながら授乳」ばかりしていました。
そんな不真面目な授乳しかしてこなかったのに、息子はおっぱいを必要としてくれている。
それなのに、またしても自分の都合でそれを息子から取り上げるなんて、なんて自分勝手で罪深いのだろう。
今更気づいても、過ぎた時間は戻ってきません。
この過ちは、これから背負っていかねばならないもの。
結局、断乳前夜は、息子4回も起きて夜間授乳をさせてくれました。
私は、なんだか気持ちが高ぶって眠れませんでした。
【復職準備】断乳②当日そして夜が明けて~最後の授乳は切なすぎました~